Razerの無線ゲーミングマウス「Razer Viper Ultimate」のレビューをしていきます。
超軽量ゲーミングマウスがトレンドなってから早かった…Razerから無線の超軽量ゲーミングマウスが登場しました!
この製品は「Razer Viper」の無線版となります。もちろん同じように穴が空いていないデザインで74gと超軽量と信じられないようなスペックです。
これまで無線のゲーミングマウスはLogicoolの独擅場でしたが「Viper Ultimate」の登場でどう勢力図が変わるのか楽しみです。
それでは、Razer Viper Ultimateを見ていきましょう。
Razer Viper Ultimate のスペック
- メーカー:Razer
- カラー:ブラック
- 形状:左右対称
- ボタン数:8個
- ケーブル:無線
- 重量:74g
- サイズ:全長127 幅66 高38mm
- センサー:PMW3389改
- ポーリングレート:最大1,000Hz
- DPI:100~最大20,000
- リフトオフディスタンス:調整可0.6mm
- ソフトウェア:あり

スペックだけ見ると最強に近い
外観・使い方をチェック
Razer Viper Ultimateの外観を見ていきましょう
![]() 箱を開けるとこんな感じ。マウスと充電デッキ |
![]() 上から |
![]() 左 |
フラット気味なサイドボタン
![]() 裏 |
裏面にはDPIスイッチがあります。
テフロン素材のマウスソールは従来Viperより範囲が狭くなっています。

個人的にViper Ultimateのマウスソールのが滑らかに感じました
![]() 蓋を外す |
2.4GhzのUSBレシーバーは、底面のプラスチックの蓋を外すと収納されています。
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充電マウスドックにUSBレシーバーを差し込むと…
マウスの近くにUSBレシーバーを置くことができるのでマウスの感度がアップ
もちろん充電ドックなので置くだけで充電可能
ちなみに10分で5時間の充電(公式表記)
コードはマウスに直接繋げて使うこともできます。
マウスと充電ドッグにはLEDが付いています。
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ドッグとマウスのLEDを連動させて光らせることができる。ソフトを使って独自のエフェクトの作成も可能。
RAZER FOCUS+ オプティカルセンサー
従来のViperには「Razer 5G オプティカルセンサー」というRazer上位モデルに使われている独自センサーが使われていましたが、Razer Viper Ultimate には「RAZER FOCUS+ オプティカルセンサー」という新しく改善されたセンサーが使われています。
改善前のセンサーは最大16,000 DPI、最大450 DPIでしたが、新センサーでは最大20,000 DPI、最大650 IPSという驚異的なスペックを持っています。

従来のViperでも十分凄かったのに、さらに進化を続けている!
バッテリーの持ち時間・充電時間
無線マウスなので当然バッテリーの持ち時間は気になりますよね。
Razer Viper Ultimateは、電力効率を考えて設計されており、独自の無線技術「Hyperspeed Wireless」により、LED無点灯で最大で70時間連続使用できます。
Logicool G PRO wirelessはLED無点灯で60時間くらいなので、比べると十分優秀ですね。
充電時間は10分で5時間分のチャージが可能です。

一日10時間使っても一週間は使えるのは凄い
持ち方による相性
かぶせ持ち
7/10点
Razer Viper Ultimate は、高さが少し低めですが横幅が広いデザインをしており、小ささはそこまで感じませんでした。
私は非常に安定して持ちやすかったです。
標準より手の大きい男性にかぶせ持ちで持たせてみたら、少し窮屈という感想でした。
やはり高さが少し低いマウスなので仕方ないのかもしれません。
手が小さめの方~標準の方はかぶせ持ちで問題なく使用できるレベルです。
つかみ持ち
8/10点
サイドのラバーによってフィット感があるので、つかみ持ちのユーザーにとっては、非常に安定してマウスを持つことができます。
ただし、つかみ持ちのユーザーの中には、高さが低いこともあり、お尻の部分に手のひらを当てて安定させる人には少し物足りなさを感じるかもしれません。
つまみ持ち
9/10点
個人的に一番相性の良い持ち方だと思います。
サイドグリップによるつかみ安さ、マウスの高さが低いことにより変に干渉なく、安定してつまんで持つことができます。
マウスソールとの相性も抜群で、止めたいところで止められるので、精度も申し分なし。
つかみ持ちユーザーにとっては最高のマウスでしょう。
良かった点・気になった点
良かった点
- どんな持ち方でも安定している非対称万能ボディ
- 無線による快適さ
- 高耐久・超高速スイッチ
- 安定している優秀センサー
- 長いバッテリー駆動時間
- カッコイイ延長充電ドック付き

ゲーミング性能と快適さは他のゲーミングマウスより頭一つ抜けています
気になった点
- 万能ボディと言ったが、手の大きいかぶせ持ちの人に限っては少し窮屈
- カラーがブラックしかない
- 高価

確かに高価だけど、これだけ高性能で充電ドック付きなら納得
まとめ:最高峰の軽量無線ゲーミングマウス
Razer Viper Ultimateは現状、手が標準より大きい(約19cm以上)のかぶせ持ち以外のユーザーにとって非常に扱いやすいゲーミングマウスといって良いでしょう。
無線による快適さに加え、安定して持ちやすく、センサーやスイッチ類も超高性能でゲーミング性能は申し分ないです。
さらに有線に比べて無線の欠点だったバッテリーの持ち時間、マウスの重量などを大きく解消されています。
覇権を握っていたLogicoolの無線ゲーミングマウスと同等かそれ以上だと感じます。
個人的にも、しばらくメインマウスとして使っていくでしょう。
無線で超軽量ゲーミングマウスを求めてるなら「Razer Viper Ultimate」は間違いないです。